前回の続きです。
昨年末、HGのゲルググマリーネ(指揮官機)を入手した報奨としてカトーのスハ44青大将を頂きました。 それから4ヶ月、ホビセン通いも何度かを経て、ぼちぼち部品も揃ってきました。 というわけでスハ44をネタにして、スハフ43(改造車)を作成しようというのが今回のめあてです。 想定される作業項目は以下の通り。 1.客室窓埋めによる車掌室再現 2.近代化工事一式(扉・トイレ窓等) 3.テールライト新設 まずはテールライト新設の工事をしてやることにします。 カトーのASSYパーツからオハフ33とオハニ36の床板セットを準備し、 オハフ33のライトカバーにオハニ36のライトレンズを組み合わせます。 しかし、なぜそんな面倒なことをするのかと言いますと。 最初はオハフ33の床板セットがそのまま使用できると思っていました。 しかしテールライトの仕様が、オハフ33とオハニ36とで違っていたのです。 それまで知らなかったのか、という突っ込みは無用のこと。 ![]() ライトケースから抜き出した状態のライトレンズです。左がオハフ33、右がオハニ36のものです。 オハフ33はレンズ部分の長さが短く、またライトの間隔が中央に寄っております。 それに対しオハニ36のものはレンズ部分が長く、かつロンパリ目です。 実際のところ、しっかりと資料を見たわけではないので推測に過ぎないのですが、 スハフ43は切妻なのでオハニ36と同じ位置にテールライトが存在するものとしました。 そのために、オハフ33のライトカバーにオハニ36のライトレンズを組み合わせたのです。 ポン付け不可能だったのでライトケースをあちこち削り、何とかライトレンズを傷つけずに組み込みました。 こうすることでオハフ33のライトケースにモールドされた、車掌室を再現した中仕切りが生きます。 その割には客室の内装がボックスシートのままで、みっともないですね。 台車はスハ44からTR47をそのまま持ってきます。 次は車体妻面に、このライトレンズとぴったり一致する穴を開けてやります。 オハニ36のテールライト穴を実測し、それと全く同じ位置に同じ径の穴を開けます。 ![]() 左が加工したスハ44、右がオハニ36です。 改造の過程をそのまま言葉にするのは簡単ですが、これが一発で決まったときはかなりの感動モノでした。 しかし「レンズの長さが短い」オハフ33のライトケースに 「レンズの長さが長い」オハニ36のレンズをそのまま入れたので、 かなりの出目金状態となっています。 また、ボディ側のテールライトの表現が、現状では開いた穴のみであり、 かなりみすぼらしい状態です。 この先、まずはレンズの切り詰めを行います。またテールライトケースのパーツを探すことにします。 今回の穴を下穴にしてテールライトパーツを埋め込み、このライトレンズが通るようにすれば、 ディテールばっちりでかつ点灯までする、かなり良い模型ができるかなと妄想中でございます。 これから同様の改造をする場合はリニューアル後のスハフ42ASSYを使用すれば、 ライトレンズとケースを強引に組み合わせる面倒な作業は不要になります。 でも車掌室の仕切りをいじってやらないといけないかな。 他2項目もこの調子で、手を抜かずにじっくり工作をする必要がありますね。 ではでは。 ■
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by hakobei-lazybones
| 2006-04-29 16:22
| 進行中工作
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