GMのオユ14キット その2

オユ11 100(2500)、スユ16 2000、2200
とリクエストを頂いておりましたので、引き続きメモ。

参考文献
クリエイティブ モア『荷物車・郵便車の世界』
ネコ・パブリッシング『RM Library158 国鉄鋼製郵便客車(下)』



まずはスユ16 2000の資料を見る。
こちらは純粋にオユ14の第1種に電気暖房の引き通し線を追加したバージョンのようで
窓配置などはキットと同一の模様。
厳密には2004までと2005以降では寸法が微妙に違ったりするようだが
そのへんはもう各自でRM Libraryを参照してくださいと言っておく。

マイクロエースの天の川セットにはスユ16 2007が入っていたので
こっちも買っておけば第1種と第2種が両方とも揃った事になるが
まあいい。
ついでに言うとスユ16 2007の車掌室扉窓は確かにちっちゃいっすね。

次にスユ16 2200だが
こちらは第2種扱いなのでマイクロのオユ14に似てるのかと思いきや
通常締切郵袋室(車端にある車掌室扉から片開き扉までの間)が1m広がっているので
これまでのオユ14やスユ16のイメージと少々変わる。

f0088350_21294274.jpg

スユ16 2203の写真との比較。
通常締切郵袋室が何となく間延びしているのと
区分室(中央部)の窓が3枚から2枚に減っている。

ここでオユ11 100に戻る。
先の記事で比較対象となったオユ11は1000番台で冷房改造車。
今回比較しようとしたオユ11 100は新製冷房車。
まず目につく違いは採光窓の大きさで、100番台のほうが上下寸法が小さい。
他には例の、車体断面の違いも気になる。
オユ11 100はオユ14と同じ車体断面のように見える。

ここで気づいたのだが
断面は10系の冷房改造車と同じ、しかし採光窓はオユ11 100番台レベルに小さい
GMのオユ14キットは、どう転んでもキメラにしかならんのですよ。

さあ困った。

以下はおまけ。
f0088350_2130310.jpg

RM Libraryに載っていたオユ14の図面。
側面全体は2-4位側だけ、採光窓が5枚、向こう側のベンチレータが箱に見える、などなど。
この図面だけをベースにしてGMのオユ14キットが出来た、と考えると何となく納得がいく。

プラスしてRM Libraryのオユ14の項目から一部引用:
  201と204の晩年の写真には電気暖房のジャンパおよびKE3形ジャンパ栓が見られ、
  200番台車全車に施行されたと考えられる。
  ただし、改造を実施したことを記録した資料が見つかっていない。
:引用ここまで。
ということで、オユ14には電気暖房に対応するために
引き通し線のみを後から増設していた模様。
明記した資料が見つかっておらず、実物写真しかないために検証が困難になっているようですな。

それと今頃気づいたが、天の川発表の際の蟻のポスターに写ってるスユ16は
1-3位側の採光窓が7枚なので2200番台じゃないですか。
ということはこれ、天の川とは全く関係ない写真…?
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by hakobei-lazybones | 2013-05-25 21:30


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