GMのオユ14キット

長らく品切れ状態だったが、このたびやっと入手できた。

某所で予告していたとおり、変なところの多いキットについて
マイクロエースから出ているオユ14と見比べながら
いろいろ思ったことをメモ。

参考文献
クリエイティブ モア『荷物車・郵便車の世界』




まずは屋根から。
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キットの状態ですでにクーラー用の穴が4個あけてあり
周囲のT字ベンチレータを接着する目安となる彫刻も施されている。

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上がマイクロ、下がGM。
マイクロのほうをみるとT字ベンチレータは千鳥配置。
しかしGMはT字ベンチレータの彫刻は左右同じ場所に付けるよう施されている。
(この写真からだと少々見づらいが)
2-4位側(写真下方)のベンチレータの取り付け位置は両者とも同じだが
1-3位側(写真上方)のマイクロのベンチレータ取り付け位置のところと似た位置に
謎の四角い箱がGM屋根にはモールドされている。

これは恐らくGMがこのキットを設計する時に
2-4位側(写真下方)から見た図面しか手元に無かったが
1-3位側(写真上方)もベンチレータの取り付け位置は同一と解釈し
『向こう側にあるベンチレータ』を何か箱のような物と勘違いして
このような構成になったと考える(あくまで個人的な感想です)。

つぎに窓配置。
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1-3位側。GMキットのほうは窓が1個多い。
また明かり取り窓の間隔がマイクロは等間隔なのにGMは4+4のようになっている。

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2-4位側。今度はGMキットの明かり取り窓が少ない。

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試しにオユ11の写真を見比べてみると、
1-3位側については窓の数と形がだいたい一致する。
2-4位側も明かり取り窓を1個増設すれば何となく似てくる。

というわけでこのキットについては
屋根をいじってオユ11にするという方向性が見えてくる。
この続きはまた今度だがいつになるのか不明。

【5/20追記】
ウィキペディアのオユ14 1の写真を見たら1-3位側の窓がまんまGMキット。
モアの聖書にも
『2-4位側の採光窓は、形式図で5枚となっているのに対し実車は6枚である』
と書いてあった。
なのでGMキットのボディは、第1種のオユ14の形式図がプロトタイプだったと。

よく見たらマイクロのオユ14は200番代(第2種)だった。
番台区分の違いくらい気づけ。
それから妻板モールドの貫通扉の窓は組み立てるときにちゃんと埋めとけよ。

GMのオユ14から正調のオユ14を作っているブログの記事もあって
それを参照すると屋根はGM113系のものを使っていて
前に話されていた車体断面の話はようするにこのことかと。
10系客車の低屋根断面ってRのハチが張ってて四角い印象なのね。
その一方でオユ14の屋根Rはなだらかでちゃんと丸い印象。

比較対象として過渡のオユ10を見ようと思ってたがずっと行方不明。

折角なので今回のキットを料理するなら屋根は製品流用でオユ11にしようと思ったが
オユ11にするにも明り取り窓を1個増設するのはマストのようでして。

はいそこ、板キットのパーツを見て完成状態を妄想したら組み立てずに終了とか言わない。
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by hakobei-lazybones | 2013-05-19 20:12


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